菊陽町は、日本一の潜在能力を持つまちです。

渋滞対策
TSMC進出による渋滞対策は急務です。国・県と連携して今の町の総合計画を柔軟に発展させ「町民が喜ぶ渋滞対策」を実現します。
■東西ヨコの「2本のアクセス道路」を国と県で建設すべく町も全面協力します。
①高速道路「中九州横断道路」合志IC(インターチェンジ)から菊陽町へのアクセスを向上する「合志ICアクセス道路」の建設を県に求めます。
②長年の懸案、県道大津西合志線を2車線から4車線以上への拡幅と歩道の安全整備を県に求めます。
■南北タテの「3本のアクセス道路」を構築し車の流れを分散させ、渋滞を緩和します。
③県が建設する「合志ICアクセス道路」に、町道下原堀川線を延伸し、接続させます。
④町道菊陽空港線を県と連携して県道新山原水線の改良と一体的に整備延長し、県道大津西合志線と接続させます。
⑤町道南方大人足線の国道57号線(菊陽バイパス)との接続部分の交差点を国・県と連携して改良し、右左折待ち渋滞を緩和させます。

ごあいさつ
新しい菊陽へ。2021年11月9日。菊陽町に世界最大の半導体受託製造会社のTSMCが進出することが発表されました。コロナ禍で気持ちが沈んでいた私たちにとっては、嬉しいニュースでしたが、その一方で直面している渋滞の問題、定住地の問題、企業誘致の際の土地の問題、予想される外国人との関わり方など、たくさんの課題が菊陽町にあります。それをどのようにして解決出来るかが、「世界が認めた新しい菊陽」のリーダーに課せられた使命なのです。
新しい発想が「現状を変える」、先の見えない時だからこそ、皆さんと夢を描く必要があり、そのために18,000軒のお宅に伺い、時には公園で遊ぶ子ども達や農作業中のご夫婦、工場で汗だくで働く職員の方々、散歩途中のお年寄りからのご意見など、菊陽町の中でお聞きした貴重なご意見を基にこの政策集を作成しました。これからの菊陽町に必要な政策です。是非、ご覧下さい。
【菊陽町の皆さまへ】政策提言集72の具体策(PDFダウンロード)
新しい菊陽へ
日本一のまちづくり【8つの政策分野】
1. 未来への投資
<世界で輝けるまちづくり>
・子育て世代の負担の軽減
・子どもたちの健やかな成長のためのインクルーシブ・プレイグラウンド環境整備
・国際交流協会の設置
・スマートシティの形成
・返礼品の充実による、ふるさと納税の寄付額増加
・「菊陽町若者会議」の開催
・大学と連携した海外留学サポートの実施
・意見を集約した光の森防災広場の残り1ヘクタールの有効活用
・脱炭素社会の実現に向けた、「新しい菊陽」への政策促進
2. 潜在能力への投資
<まちに秘められた才能に気づく>
・農商工業者への支援を強化し、活力のある菊陽町に繋げる
・経験、知識、技能を持つシルバー世代の活躍の場を提供
・農業者、新規就農者に対する支援の充実
・町内で起業する方へのスタートアップ支援
・スキルアップやキャリアアップなど、働くことを目的とした「社会人の学び直し教育」の推進
・台湾との姉妹都市締結
・海外、国内への菊陽町販売促進事業(トップセールス)による商品の販売
・関係各団体、NPOとの連携及び支援体制の強化
・働く人を応援

3. 生活・喜びへの投資
<人生で得られる充実>
・高齢者の要望に応えるために、さらに使いやすい乗合タクシーの充実
・社会福祉協議会の機能拡充、民間との連携による福祉事業の充実
・家庭や会社で使いきれない食料品を持ち寄るフードバンク事業の推進
・菊陽町を巡回する移動図書館の配置
・健康保健センターの整備
・性的少数者の当事者や周りの方々が相談できる窓口を開設
・町民のための行事を開催することを目的とした「町民の日条例」の施行
・高齢者優遇制度の実施
・予防接種への助成拡大
4. スポーツと文化への投資
<一人ひとりを元気に、心豊かにできる>
・町民が楽しめる総合運動公園の整備
・生きがいづくり、生涯学習の場の提供
・スケートボード、三人制バスケットボール等の施設の新設
・地元プロスポーツ、アマチュアスポーツチームの支援
・菊陽町を幅広くPRすることを目的とした「菊陽町広報大使」の任命
・芸術をテーマとした菊陽町活性化事業の実施
・硬式野球も可能な新球場建設の整備
・小中学校のグラウンドにナイターを設備
・専用グランドゴルフ場の整備

5. 教育への投資
<これまでにない価値を生み出す>
・楽しく充実した学校生活の提供
・国際社会で活躍できる英語教育の強化
・新学習指導要領に則した学びを実現するためのICT支援員の配置
・児童、生徒の数学的、科学的な基礎を育成する教育の推進
・いじめ、不登校ゼロの学校
・障がいのある子どもに対する校内支援体制の強化
・町独自の奨学金の拡充
・本物を見る、触れる「一級品教育」の実施
・プログラミング教育の推進
6. 安全への投資
<人と社会の調和をとる>
・地域防災施設の整備
・免許証返納制度の推進
・歩行者や車両の交通事故を減らすことを目的とした、道路区画線の整備
・「災害バルク」の設備
・高齢者向け位置情報サービスの導入
・危機管理能力の向上
・菊陽町民協働レポートの導入
・街頭防犯カメラの設置
・区長、民生委員の支援体制強化

7. 地域への投資
<地域経済の好循環を生み出す>
・町の均衡ある発展の推進
・各地域の特徴を活かした発展の推進
・地域拠点の強化
・「菊陽町消防団応援の店」の登録
・菊陽町みんなのシビックプライド(まちに対する町民の誇り)条例の制定
・津久礼交番の設置
・産業地産地消の推進
・リーダーシップによる地域の特色を活かした戦略的な企業誘致
・地域ビジョンの作成
8. 町民サービス向上への投資
<地域に密着し、住み慣れた地域で暮らしていくことができる>
・書かない窓口の導入
・情報公開と町民参加のまちづくり
・民間専門分野のスペシャリストをアドバイザー起用
・行政改革の推進
・近隣自治体との連携の強化
・「わくわく座談会」の実施
・住民サービス向上を目的とした企業、大学との連携
・任期付弁護士の採用
・合理的な人事配置と職場環境の改善
